よくあるご質問

 

各地のCAPグループは、CAPトレーニングセンターの支部ですか?

いいえ、違います。CAPグループはそれぞれの地域にCAPを広げたいと思う人たちが立ち上げた独立した市民団体です。
CAPトレーニングセンターは、CAPスペシャリストの養成や研修を実施し、CAPグループのサポートをしています。

非営利なのにプログラムの実施が有料なのはどうしてですか?
ボランティア活動ではないのですか?

非営利とは儲けることを目的にしていないということですが、活動のための人材確保や運営資金は必要です。プログラムの実施スタッフは、養成講座を修了したCAPスペシャリストです。実施のための事前打ち合わせから、参加者アンケートの集計報告まで、ご依頼には丁寧に対応させていただいております。尚、事務局費は毎年不足しておりますので、賛助会員としての活動参加やご寄付のほどをよろしくお願いいたします。

ワークショップとは?

参加型学習会のことです。
子どもワークショップでは、けっして子どもをこわがらせない楽しい雰囲気のなかで、子ども達は役割劇に参加したり、話したりしながら学習します。
おとなワークショップは、講師の話を聴きながら個々が思いをめぐらせたり、気持や意見を話していただけるような構成になっています。
どのような意見も尊重されますので、安心してご参加いただけます。

不審者対策で護身術の部分だけをお願いできますか?

プログラムの一部だけを提供することはできません。
子どもたちの権利意識を高め、大切な自分を守りたいという気持を育てた上で護身術を伝えることが、いざという時に学んだ方法を使えることになると考えています。また、子どもへの暴力は知らない人からよりも知っている人からの方がずっと多いというデータがあります。
CAPワークショップは、様々な暴力から子どもが自分の身を守ることを学ぶ内容になっています。

ワークショップの実施時間は? 費用は?準備するものは?実施のための手順は?

実施要領を用意してありますので、事務局にお問い合わせ下さい。

子どもワークショップだけの実施をしてもらえませんか?

子どもワークショップは単独では実施していません。
子どもワークショップの中で繰り返し「信頼できるおとなに相談しよう」と呼び掛けますので、身近なおとなには、被害にあった話をどのように聴いたらよいか、また、子どもの心の傷を回復する手助けをどのようにしたら良いか、再び暴力にあわない為に一緒にできることは何かを学んでいただくことになっています。

親子レクでワークショップができますか?
参観日に子どもワークショップができますか?

子どもワークショップに保護者が参加や参観をすることはできません。子どもが安心してワークショップに参加し、自由に発言し、のびのびと学ぶために保護者の参観はお断りしています。保護者の方はおとなワークショップで子どもワークショップの模擬を体験できます。

自分の子どもにワークショップを受けさせたいのですが・・・

子どもワークショップは学級単位で実施するプログラムです。
お仲間を集めて学校やPTAに提案しましょう。

CAPワークショップを実施したいのですが、PTAでうまく説明できません。

ワークショップの対象者に応じて資料なども差し上げています.また、PTAの会合にCAP岩手のスタッフが伺って説明をさせていただくこともできます。(無料)受けたらなるほど!とわかっていただける内容になっていますので、どうぞ、お気軽に事務局に相談して下さい

すでに授業に取り入れている学校もあるようですが、学校側にどのようにアプローチすればよいのでしょうか?

保護者としての声を集めて学校にアプローチしていきましょう。児童虐待防止法が2004年に改正されたことにより、学校の役割が重視され、学校は児童と保護者に虐待防止の研修をしなければならないことが明記されました。PTAから虐待防止教育としてCAPプログラムの実施を学校に提案なさってみてはいかがでしょうか。

実際にワークショップの効果があるのでしょうか?

防止教育の効果を数値で表すことは難しいのですが、ワークショップで学んだことを使って危険を回避できた、
子どもの話を冷静にきくことができたなどのたくさんの成功例があります。サクセスストーリーとして全国のCAPグループからの情報が集まっています。参加者の感想なども参考にして下さい。