5月13日明治大学グローバルフロントにて…

  5月13日(金)~15日(日)明治大学グローバルフロントにて「愛着障害について学び、その予防と治療に役立てていこう!」という修復的愛着療法研究会の「ケースセミナー日本における臨床実践から学ぶ」が開催されました。

  初日の明治大学の加藤尚子先生の「2001年度からの日本における修復的愛着療法の展開の情報提供と治療対象となる子どもと家族が抱える心理問題の関する基本概念、修復的愛着療法の概略と枠組みについて」と、テリー・M・リヴィー博士の「ATTI治療プログラム-ケース事例を通じて」 (ATTI:エバーグリーン心理治療センター)の講義(ヘネシー・澄子博士の通訳)を受講しました。了解をいただいてテリー先生とヘネシー先生の講義の様子を写真掲載します。CIMG1832 (2)

「自己愛を教える(感じさせる)ことが治療の目的」「感情の脳を作り変える」「いかりとうつは治療しないと一生つきまとう」「子どもだけではなく養育者のサポートも」などのテリー先生の説明が印象に残りました。

CAPプログラムがおとなワークショップと子どもワークショップのセット実施であることや気持ちを聴くということを大切にしていることなどに通じるものがありました。アメリカと日本では被虐待児の養育環境が異なりますが、日本でも修復的愛着療法が活用されるようになることを願います。2日目と3日目の研修に参加できず、後ろ髪を引かれる思いで盛岡に戻りました。

「CAPで愛着障害の予防をしよう!」と今年度の活動にもやる気スイッチが入りました。

(高橋)

 


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