愛着に課題のある子どもへの支援

6月28日(金) 仙台にて、一般社団法人ATTI Japanのセミナーに参加しました。
https://www.atti-japan.com

厚生労働省子ども家庭局 総務課長 長田浩志氏より、
~家庭養育優先原則に基づく社会的養育の推進を中心に~と題して、子どもの権利擁護に関する取組の現状と展望についての説明がありました。

ヘネシー澄子氏からは家庭養育優先原則の脳科学的根拠・脳の発達についてのお話がありました。そして、愛知県の児童福祉士よろずやさんより、赤ちゃん養子縁組の実践報告がありました。

昼食休憩をはさんで、
郡山の星総合病院児童精神科医の本間博彰氏より乳幼児のメンタルヘルスについての講義がありました。幼い時期のトラウマについては、子どもの話を聴く大切さ、幼児の遊びは語りであって一緒に遊ぶことは傾聴にもなること、子どものかい離症状や感覚鈍麻を見落とさないことなど、事例を交えたお話は大変参考になりました。

そして、29日、30日の テリー・リヴィー心理学博士の研修に向けての説明、愛着に課題のある子どもの子育ての鍵となる「親と子ども双方の癒し」の報道ビデオを観ました。

28日のみの参加でしたが、愛着に問題のある子どもの感情をコミュニティのおとなが理解をして地域の子どもたちを支援できるように、「CAPおとなワークショップ」における虐待防止やエンパワメントの説明にいっそう力を込めたいと思いました。(髙橋)


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