森田ゆりさんの宮古会場での講演会に参加して参りました。日本にCAPプログラムを紹介し礎を築かれた方から、直接子どもの「安心」「自信」「自由」についてお話を伺うことができる、とても贅沢な時間となりました。(写真のブルーのジャケットの女性が森田ゆりさんです)
いくつか印象的だったお話をご紹介させていただきます。
★(暴力を受けた)行為そのもののトラウマよりも、それを誰かに打ち明けた際に信じてもらえなかったことのトラウマの方が、はるかに深刻である。それだけ人間は社会的な動物である。
★日本人の60~65%は体罰容認(必要+時と場合によってはやむを得ない)。だから「時と場合によっては必要」と思っている限り、体罰は世の中から無くならない。
★「人権」とは「暗い」「堅い」「きれいごと」と忌み嫌われることがあるが、心のレベルで考えると人権とは「やわらかいもの」「光」「実践的なツール」。人権は人の心の中心に有るもの、「人とつながる力」であり、生まれた時から誰でも持ち合わせている。
その他、一つ一つのお話が心にストンと落ちる内容で、午後の眠くなる時間帯の開催にもかかわらず全く眠気に襲われることなく(笑)、あっという間の2時間でした。
今日感じた事を日々の人と人との関わりに活かし、また、CAPの活動に活かしていきたいと強く感じました。
明日は山田会場で同じ内容の講演会が開かれます!
Kazuko